読書をする15のメリット|本を読むことの何が良いの?

本を読むメリット

世間では、「何を面白いと思うかは人によって違うものだが、面白さの感じ方は多読によって鋭くなる。」「本を読まない人間はサルである。」「本を読む人は本を読まない人よりも高い収入を得ることが分かっている。」など、読書に関して様々な意識高いことが言われています。

僕は好きで本を読んでるだけですが、やはり「本を読んでいけば収入が増える。」なんて下心から読書し始める人もいるのではないでしょうか。今回は「読書の良さ」について改めて考えてみました。

【読書のメリット:知識編】

1.知らない世界を知ることができる

本を読む1番の理由といったら、「知らないことが知れるから。」ですよね。純粋に知らないことを知ることは楽しい。SNS経由などで最新の情報に触れる機会は多いかと思いますが、人間の知識欲を満たすことに関して言えば、情報の詰まった本を読むことは最高の手段です。

2.先人の知恵の結晶に触れることができる

『愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。』というドイツ元首相ビスマルク氏の言葉があります。この言葉が意味したのは、「過去の出来事と同じ過ちを繰り返さないこと、過去の知恵を活かしてより良い未来を作っていくことは人類にとって欠かせない。」ということかと思います。

昔から人々は研究してきた情報を本にまとめてきました。何十年も研究されてきた情報がたった1冊の本にまとまっていて(数冊に渡るものもありますが)、数百円〜数千円で買って読むことができます。ちょー安いですよね。

3.新しい視点を与えてくれる

人は一人一人見ている世界が違います。本は現在、未来を生きる世界中の人々に自分の意見や考えを伝える道具です。その本を読めば、世界中の人の意見や考え方を知ることができます。脳科学者・心理学者・哲学者・経営者・マーケッター・エコノミスト・クリエイター・芸能人・政治家...。

様々な人の考え方を知れば、多角的な視点から物事を考えることができ、今まで見えなかったものがたくさん見えてきます。「Aだと思ってたのが、実はBだった。」なんてことが結構あります。経験から学んだ常識に基づく思考は、固定観念です。そんなもん信じるべからずです。

4.言葉や表現の引き出しが増える

本を読む人と読まない人との大きな差がでるのは、ボキャブラリーの豊富さや言葉の表現力であることが多いです。それはなぜかと言うと、言葉に触れている量が違うからです。

頭にある情報を伝えるには、言語化が必要であり、言語をもとに思考するのが人間です。ということは、言葉をどれだけ知っているかは思考と表現の差に繋がります。

本を読むと、色んな言葉に出会います。その一つ一つが人生の糧となっていくのです。

5.専門的な知識が広く深く学べる

本の特徴は、あるテーマを設定し、そのテーマを元に徹底的に探究した情報を1冊にまとめている点です。料理の味付けについての本。掃除の仕方に関する本。経済の仕組みに関する本...多様なテーマに特化した本があります。

ブログの記事と違って1冊で何百ページも特定のテーマについて書いてあるので、読めばそのテーマについて詳しくなるのは当然です。本を読めば読むほど深い知識が広く身につきます。

6.自分の無知を知ることができる

不思議なことに、知識のある人ほど自らの無知(無知の知)を知り、知識のない人ほど知らないことを知りません。これは一見矛盾しているようですが、実は筋が通っています。

世の中に溢れる情報は、個人が処理するにはどれだけ知識を蓄えようとも多すぎます。どんな知識人でも知っている情報よりも知らない情報の方が圧倒的に多いんです。すると、知識のある人ほど知らない情報を認識でき、知識のない人ほど知らない情報を認識できないという点で知識のある人ほど無知を知ることに繋がるんです。ちょっとややこしいですかね。

本を読むと知らない情報を知ることができます。よって自分が無知だと認識できます。ついつい知ったか振りをしてしまう人ほど、読書することはおすすめです。

【読書のメリット:思考編】

7.想像力が豊かになる

雑誌『Brain Connectivity』が2014年に発表した研究によれば、「フィクションを読むことで想像力が働き、結果「理論的な考え方」の発達を助けることになる。」ようです。

本の中には日常では知ることのできない情報がたくさんあります。例えば、最先端のテクノロジーの話を知れば、「もしこの技術が普及すれば、どうなるんだろう?」と想像してしまいますよね。

8.論理的な思考力が高まる

人の思考には主に、論理的な思考と感情的な思考の2種類あります。本を読んでいる間は感情的になるよりも、内容を冷静に理解しようとしていますよね。必ず内容を理解していった先に感情が動かされるという順序になっているはずです。

世間では感情を無理やり論理に結びつけて考える人も多いですが、読書の世界ではそうはいきません。きちんと物事を理解するための論理的な思考力が養われていきます。

9.多角的な視点で物事を考えられるようになる

本を読むことで、普段会えないような世界中の人の意見に触れることができます。様々な専門家の話を聞くことで、「こんな考え方もあったのか。」と気づかされることがあります。

その気づきを自分の考えに取り入れることで、多角的な視点を持って考えることができるようになります。同じ出来事を見ていても人によって捉え方が全然違うことを理解することで、自己中心的になってしまっている思考を変えることができます。

10.情報処理能力が高まる

読書をするには、本に詰め込まれている膨大な情報を処理していく必要があるので、必然的に本を読んでいくと情報を処理する能力は高まります。そのため、「難しいから読書は嫌い。」と避けられてしまいがちですが、「知らないことが書かれていて難しい」ではなく「新しいことを知れて楽しい」という認識ができれば読書はとても楽しいものになります。

11.記憶力が良くなる

心理学者のアンネ・カニンガム氏によると、「読書という行為は非常に複雑な『認知力』が必要になる行為である。」ようです。味気ない日々を過ごしていると、新しい情報に巡り会うことは少ないと思います。すると、新しい情報を発見し記憶する力は衰えていきます。

しかし、読書をして新しい情報を蓄積する習慣があれば新しく記憶することに慣れ、新しい情報を既存の知識に深く結びつけて考えられるので、結果として記憶力が良くなります。

12.問題解決力が高まる

仕事の場など、今までの人生の中で得た経験と知識だけでは解決策を見出せない、すぐに相談できる人も近くにはおらず、頭を抱えるような問題に出会うことも良くあります。

そのような場合、天性の感覚で問題を解決してしまう人も一部いますが、多くの方は「どうすればいい?」と立ち止まってしまうのではないでしょうか?

パソコンの使い方についてなどの簡単な問題であれば、ネットで検索すれば出てきます。しかし、ネットで検索しても答えのない問題を解決するには、様々な選択肢の中から最適な解を導き出さなければなりません。そんな時に読書をして様々な情報を蓄積していれば、物事の価値を判断するための情報が増え、効率良く最適な解を導き出すことができるようになります。

【読書のメリット:精神編】

13.短時間でストレスが軽減する

サセックス大学の研究によると、「読書を6分間すると、ストレスが3分の2以上軽減される。読書:68%。音楽鑑賞:61%。コーヒーを飲む:54%。散歩:42%のストレスが解消される。」ことが分かっています。つまり、読書はストレスを解消する非常に効果的な手段です。

ストレスが貯まると、暴飲暴食に走ったり、人やモノに当たってしまう方もいると思います。多くのストレス解消法は何の利点もない、または太ったり人間関係が悪化するなどのデメリットもありますが、読書をすれば知識が増えるなどの生産的な利点があります。

14.集中力を手に入れることができる

本を読んでいると、本の世界観に引き込まれて「あ、もうこんな時間だ。」と時間を忘れてしまった経験はあるのではないでしょうか。読書は他の作業と同時並行で行うことができませんし、集中しないと情報が頭に入ってきません。本を読む習慣ができるということは、集中する習慣ができることと同じことになります。

15.ボケの予防になる

2013年に出版された医学専門誌『Neurology』に掲載された研究結果によると、「読むこと、手紙を書くことは、老化した脳を助ける効果があるようです。」読書は脳の老化防止にも役立つので、外見だけでなく内面も若々しくありたいと思うのであれば、読書すると効果的というわけですね。

参考:Book News: Reading And Writing Slow Dementia, Study Says

まとめ

読書をすることによって、人生の質が上がります。「人間は、知らないことは認識できない。」という言葉が本当なら、知識が増えることによって認識できる情報量が増え、経験の質が上がります。さらに、処理できる情報量が増えれば、多くの情報から大切な情報を見つけ出すことができるようになります。膨大な情報で溢れている現代社会において、これは最も大切なスキルの一つです。

さらに良いことがあります。読書することで、様々な職業の人の話についていくことができます。難しい話が面白くなります。他の人と同じ時間を過ごしていても、気づきが多くなります。暇な時間を生産的に潰せます。小さいことでイライラしなくなります。

ただ、読書は情報を収集するための手段なので、必ずしも「本でなければならない」ということはありません。友人との会話、テレビ番組、ラジオ、雑誌、新聞、ネットのブログや動画、スマホのアプリ、セミナーや勉強会など、情報を収集するためのツールは世の中にたくさんありますからね。

でも、テレビのニュースやブログなどは1コンテンツあたりの質が低くて情報量が少ない、中身がすっからかんなものが多い。それに比べると、本は良いです。ある分野の専門家が数年〜何十年もかけて研究してきたことを体系化して、たった数百ページに分かりやすくまとめていてくれて、いつでも好きな時に読めるし、ページをめくる時の質感とかたまりません。それに中身が濃いのに安い。中身のない無料なコンテンツより全然良い。

「本を読むことは最も費用対効果の高い投資である。」という話をどこかで聞いた覚えがありますが、専門的な情報を広く・深く知っていくためには、現状では読書は最良の手段であると確信しています。

今回お伝えした内容は、読書から得られるメリットの一部です。他にもメリットは多々あるかと思います。本を読もうかなと考えているあなた。学校や仕事帰りに本屋へ足を運んで、まずは好きな著名人の気になる本を手にとって読むことから始めてはいかがでしょうか?

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