企画書とは?初心者が企画書を書けない2つの理由

企画書とは

「企画書とは何か?」この質問に、あなたは答えられますか?

企画書といっても世の中には事業企画・商品企画・販促企画・営業企画…の色んな企画書があって、どう書くのが正しいのかというのは一概には言えないのが実際のところです。

なので、企画書の書き方を考える際には、まずは企画書の本質を掴んでおくことが大切です。今回は、そんな企画書の基本を押さえておきましょう。

企画書とは?

『企画書とは、新規プロジェクトなどのアイデアを実現するために誰が見てもわかりやすい文書の形式でまとめた書類のこと』コトバンク

コトバンクで調べたら、このように記載されてました。簡単に言ってしまうと、『企画書とは、アイデアを実現するための設計図である。』ということだと思いますが、今回はこれだけ覚えてくれたら大丈夫です。ただ、これだけでは分からないと思うので、少し解説していきます。

企画書とは企画を相手に伝える手段の一つ

企画書とは企画アイデアを相手に伝えるため、そのアイデアをどう実現するのかを戦略的に計画した設計図です。つまり、企画書を読んだ相手がその設計図を読んでアイデアを実現するために「具体的に何をしていけばいいのか?」がイメージできるものでなければなりません。

言ってしまえば、企画書はガンプラの設計図みたいなもので、説明書がなければ普通の人は”完成形”のイメージは分かっていても、説明書(設計図)がなければガンダムを組み立てられないですよね。ガンプラを組み立てようとする人が分かりやすい説明書ないとダメなないように、企画書も企画書を提出する相手がアイデアの実現プロセスをきちんと分かるようなものにする必要があります。

ここでとても大切なのは、「企画書を提出する人が企画を理解できるような企画書を作る」ということです。企画書は、相手に伝えたいことが伝わり、相手が聞きたいことが表現できればいいので、「あ」と書いて伝わるなら、それだけでいいいのです。

僕は企画に関する書籍を20冊ほど読み、様々な企画書も見てみましたが、実際はすべての企画に通用するテンプレートやフォーマットなんてないです。なぜなら、TPOによって伝えるべき内容とか色々と変わってくるからです。

たまにやりたい企画がないのに、「企画書に書く内容は具体的にどうすればいいのか?」という質問があるみたいですが、そうではありません。企画と企画を伝える相手との関係性で企画書に載せるべき内容が決まるので、それを考えてみてください。友達と遊ぶための企画書なら、「明日遊ぼう。」と文章を作ってメールを送るだけで十分で、ビジネスの場での交遊であれば、きちんと具体的な内容とスケジュールを記載した方が基本的には良いですよね。

「どう書けば伝わるのか?」という議論の際には、「相手はどんな人物なのか?」が明確であるべきです。

企画書に答えはない

何となく企画書とは何なのか分かってきましたか?恐らく、あなたが求めている内容はここには全く載っていないと思います。残念ながら、そもそも企画書に答えなどないので、探すだけ無駄です。ネットで調べてみれば分かりますが、企画書の正しい書き方なんて人それぞれ言ってること違います。試しにGoogleで「企画書 書き方」と調べてみて下さい。

「誰にでも分かる企画書の書き方をお伝えします!」「一枚企画書の書き方教えます!」「企画書のテンプレートはこれを使えば大丈夫!」「企画書にはフォーマットがあるんですよ!」といったサイトがありますが、どれも書いてある内容は違います。とにかく、万人が納得するような企画書の正しい書き方を探すのはやめましょう!答えなんかないんですから。

ただ、本質的に『企画書は企画アイデアをどう実現するのかを描いた設計図』であるわけなので、企画が相手に伝わることを絶対条件と理解した上で1枚企画書やその他の企画書の書き方を参考にするのは効果がなくはないです。(もし日常的に企画書を提出する機会がある方でしたら、絶対に過去の企画書を見せてもらった方が良いと思います。また、Web上には様々な企画書が落っこちているので実物を参考にした方が良いでしょう。)

企画があっても企画書が書けない2つの理由

そうは言っても「企画書を書くにはどうすれば良いのか?」と思う人もいるでしょう。なので、そんな方は以下の2つのポイントが押さえられているかを確認して下さい。多くの人が企画書を書けない理由は、基本的に2つあります。

1.企画がアイデアベースで止まっている

アイデアは企画ではありません。企画は6W3H(1のWはWhat for。HはHowとHow muchとHow long)が明確に記載されている必要がありますが、アイデアはWhatの部分です。そこから6W2Hを展開させていかなければ企画は練れず、企画書を作ることができません。

もしアイデアの状態で止まってしまってたら、とにかくアイデアの実現に必要な情報を集めましょう。そうやって「何を(アイデア)・誰が誰に(実行者・対象者)・なぜ(背景・メリット)・何のために(目的)・いつ(実行日)・どこで(場所)・どうやって(手段)・いくらの予算で(予算)どくらいの時間を使って(期日)』を決めていけば良い。

「これで決まりだ!」といあうアイデアがあれば、企画は9割終わっているようなものなので、補足の情報をきちんと肉付けしていくだけでOKなはずです。そして、その情報は企画書としてまとめるだけ。まとめ方は相手が内容を素早く理解できれば、何でも良いです。そんなに難しいことではありません。

2.企画書を提案する相手のことを分かっていない

企画書を作る行為は、恋人にラブレターを送ることに良く似ていて、相手と自分の伝えたい想いがあって初めて成立するものなんですね。もし、企画書が書けないので悩んでいるのであれば、ラブレターの書き方を調べる前に「自分の想いを確認すること」と「相手があなたに何を求めていて、どうすれば喜んでくれるのか」を徹底的にリサーチして下さい。相手がどうしてもチョコレートを求めているならチョコレートの形で愛を表現すればいいし、ロマンチックなシチュエーションなら夜景の綺麗な場所で告白すればきっと喜んでくれるはず。

実はこれが企画書を書く上でのコツで、同じ内容でも表現の仕方によって印象が全然変わってくるんですよね。なので、キーパーソンの性別・年代・趣向などの様々な情報から「どうまとめればあの人は喜んでくれるかな。」ということを考えていきます。

(ただし、企画は対象者が満足すべきものであるので、ユーザー視点での企画アイデアは前提として必要です。)

会社の企画会議において重要視されるのが、企画書の書き方を調べることではなくキーパーソンの情報を集めることなのは、小手先のテクニックを体系化したテンプレートを使うのではなく、その人に合ったメッセージの表現が大切だからなんです。テクニックに走りがちな方は、きちんと本質を掴んで情報を集めていきましょう。

まとめ

まとめると、企画書とはガンプラの説明書のように企画を実現するための設計図であり、企画書が作れない方は「企画アイデアが十分に明確ではない」か「企画書を提出する相手のことを知らない」ことが多いです。

企画書の書き方に答えなんてないのですから、企画書の型をGoogle先生に聞くのは無駄です。どう書かないといけないなんてないので、相手に伝わればどう書いてもいいんです。もちろん、工夫という点ではテンプレートを活用するのは良いと思いますが、まずはきちんと企画の基礎を固めてからにしましょう。

これだけあれば、企画書の基本は押さえられたのではないかと思います。あとはもし具体的な書き方を探しているようであれば、以下のサイトの事例を参考にしてみることをオススメします。やっぱり百聞は一見に如かずですからね。

p.s.

因みに、企画書は英語で「business proposal」と言ったりします。日本では「結婚を申し込む」といった意味で使うproposeの名詞形ですから、上司や大事な取引先への一生に一度の大切な申し出であると考えて自分なりに取り組んでみるのも良いかもしれません。

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