WW初心者入門#5|ユーザーに好かれる記事・嫌われる記事の違い

ユーザーに好かれる記事・嫌われる記事の違い

Webライティング(WW)の初心者入門#5です。ここではユーザーに対する理解を深めた上で、どのような記事が好かれ・嫌われるのかについて解説していきます。

ユーザーの好みが分かれば、自信を持ってライティングに望むことができ、魅力的な記事を安定して書くことができるようになります。

あなたの記事を読むユーザーはどんな人?

前回、ユーザー(読者)は「せっかちで面倒臭がりであり、探している情報を素早く簡単に手に入れたい」と考えている人たちであるとお伝えしました。

彼らは検索サービスを利用している時、求める情報が出てこなければ、すぐに検索キーワードを変えます。「ここには良い情報がない」と判断したら、すぐサイトから離脱していきます。

そのため、読まれる文章を書くには「書きたい文章」ではなく「ユーザー目線で価値のある文章」を書くことを徹底する必要があります。これは基本中の基本ですので、必ず覚えておいてください。

また、ユーザーには以下8つの性質があることにも触れました。

  • 面倒くさがりで手間を好まない
  • 自己中心的に物事を考えている
  • 求めている情報を簡単に素早く手に入れたい
  • 分かりやすく価値ある情報を手に入れたい
  • 気に食わなかったらすぐ離脱する
  • リテラシーが低く、長い文章を読むのが苦手
  • 邪魔なコンテンツを忌み嫌っている
  • 匿名で活動しており攻撃的である

これらを踏まえた上で、どのようなコンテンツが好まれ、嫌われるのかを探っていきます。

ユーザーに好かれる記事と嫌われる記事の違い

1.目的の情報へのたどり着きやすさ

あなたの記事に訪れるユーザーは面倒くさがりであり、目的の情報を早く知りたいと考えています。目的の情報が早い段階で提示されている記事は好まれ、探している情報が全然出てこない記事は嫌われます。

2.ユーザー目線で書かれているか

あなたの記事に訪れるユーザーは、基本的に赤の他人です。そのため、自分の都合の良いように物事を考え、訪れた記事が自分に適していると思えなければ、すぐ離脱します。

ユーザー目線で情報が設計された記事は好まれ、自己中心的に書きたいことを書いているだけの記事は嫌われます(芸能人のブログなどは除く)。

3.サイトの表示スピードは最適化されているか

Webライティングとは少し離れますが、非常に大事なことです。前回も紹介しましたが、『3秒以内にページが表示されなければ、40%のユーザーがサイトから離脱』してしまうというデータがあり、これはWebライティングにも重大な影響を与えます。

素晴らしい記事を書いていたとしても、サイト自体の表示が遅ければ、読まれるユーザーの数は激減します。書いた記事を読んで欲しければ、記事の表示スピードも気にした方が良いです。(サイト管理者兼ライターの方は特に)

4.価値あるコンテンツがどれだけ分かりやすく書かれているか

分かりやすい記事であっても内容自体に価値がなければ、読みたいと思えないですよね。記事の書き方も大切ですが、書かれているコンテンツ自体の価値の方がもっと大切です。

ユーザーの要望を満たすような価値あるコンテンツは好まれ、何のためにもならないコンテンツは嫌われます。

5.ユーザーにどれだけのストレスがかかるか

ユーザーの情報収集にかかる負担は少ないほど良いです。ストレスなく求めている内容がすっと理解できるような記事は好まれ、【読みづらい・分かりづらい・イライラする...】といったストレスをかけてしまうコンテンツほど嫌われます。

6.中学生でも分かるようなレベルで書かれているか

誰が記事を読むか分からない以上、たくさんの人に読んでもらいたければ、誰にでも簡単に理解できるような文章を書く必要があります。分かりやすい文章は好まれ、分厚い専門書籍に書かれているような難しい文章ほど嫌われます。

7.ユーザーが求めている情報と関係のないコンテンツが含まれているか

外部広告やPR情報など、ユーザーは求めている情報と関係のないコンテンツが含まれていることを嫌います。サイト運営において広告掲載は避けては通れないものの、情報収集の妨げになるようなコンテンツのあるサイトほど嫌われやすいです。

8.正しい情報を論理的に伝えているか

感情論や無理な論理を押し通そうとすると、他のユーザーから批判を浴びることになります。あえて世間から批判を買うような情報発信をして炎上を誘う方法もありますが、論理不十分だと好ましくない状況になることの方が多いです。

引用元のデータを明示するなど、筋の通った論理を展開している記事は好まれ(専門家でもないのに偉そうに書くと、たまに嫌われる)、感情論または間違った論理を展開をしている記事は嫌われます。

好かれる記事と嫌われる記事

これまでの内容をもとに、好かれる記事と嫌われる記事を一覧にまとめてみました。

好かれる記事

  • タイトルを読んで目的の情報が記載されていると確信が持てる
  • ページ上部に求めている情報が提示されている
  • ユーザー目線で分かりやすく書かれている(難しい言葉が使われていない)
  • 主張に一貫性があり、結論が明確である
  • テーマに沿って論理的に展開されている
  • 価値あるコンテンツを提供している
  • 分かりやすく簡潔にまとまっている(無駄な情報がない)
  • 情報に構造的な漏れがない
  • 構成や見せ方に読みやすくなるような工夫がある
  • ページの表示が速く、広告が最小限に抑えられている

嫌われる記事

  • タイトルを読んでも求めている情報があるか分からない
  • ユーザーの知りたい情報が下の方に書かれている
  • 読んでいて何を言いたいのか分かりづらい
  • 自分の考えを書いているだけの感想文になっている
  • 論拠が示されておらず感情論で話が進んでいる
  • そもそも書かれている内容自体に価値がない
  • 専門用語を用いて冗長にかかれている
  • テーマを語る上で必要な情報が欠けている
  • 見づらく読みにくい構成・デザインとなっている
  • ページの表示が遅く、関係のないコンテンツが目につく

ユーザーに好かれるか嫌われるかの違いには、他にも様々な要素があり、ユーザーによっても好みは異なります。

ただし、ユーザーの基本的な性質をもとに考えてみた場合、上記の項目はユーザーのほとんどに当てはまるはずです。読んでも読んでも理解できないような文章は、よほどの変態でもない限りは嫌ですよね(笑)

Webデザインではサイトの使い勝手のことを「ユーザビリティ」と言いますが、Webライティングにもユーザーが快適に情報収集できるようなユーザビリティを実現することは必要不可欠です。価値ある情報を快適に届けるよう意識してみてください。

どんな記事も全員に好かれることはできない

一つ覚えておいて欲しいのは、例え今回紹介した内容を踏まえた記事を書いたとしても、ユーザー全てに好かれることはないということです。周囲の人間すべてに好かれる人がいないように、読者全員に好かれる記事というのは存在しません。

とはいえ、一人でも多くの人に良いと思ってもらえる情報を届けるためには、それなりに押さえるべきポイントがあります。今回の記事はその「最低限押さえるべきポイント」についてまとめてあるので、ぜひ参考にしてみてください。

まとめ

記事を読んでもらうためには、ユーザーに「読みたい」と思わせることはもちろん、記事の途中で「ここには求めている情報がある」と感じてもらわなければ読み進めてもらえません。

また、読み終わって「読んでよかった」と思ってもらえなければ、他の記事を読んでもらえず次に訪れたときに「このサイト、前ダメだったから読まなくて良いや」とすぐ離脱される可能性もあります。

個人ブログであればまだ良いですが、もしこれが企業サイト出会った場合、企業のブランドイメージを損ない機会損失を被ってしまうことすらあります。

ユーザーの性質や好みを理解して、価値ある情報を分かりやすく届ける工夫をしていきましょう。

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